• 早めに相談

重要な案件、複雑な案件、これまでになかったパターンの案件などは、できるだけ早く監査チームに情報共有し、意見を聞きましょう。早ければ早いほど、監査チームから予想外の回答が来た場合の対応が楽になります。

もし、なかなか回答が来ない場合は、途中経過を聞いてみましょう。検討が難航しているのであれば、追加で情報を出せばスムーズにいくこともあります。

また、もし監査チームの回答に不安があれば、これでファイナルなのか、これから審査や本部に聞くなどのプロセスがあるのか、聞きましょう。

  • 監査チームからの依頼や質問対応の負担が大きすぎたら相談

監査チームは、クライアントから情報やデータを入手しないと、監査が始まりません。資料依頼や質問をたくさんしてくることになります。

その中には、非常に対応が難しいものがあるかもしれません。例えば、外部倉庫の大量の箱の中から探さないといけないとか、求められた資料を作れないことはないがとんでもない工数がかかる、といった場合です。

そのような事情があれば、監査チームに相談してみましょう。それでもお願いします、という場合もあると思いますが、簡単に出てくるものと思って依頼している場合もあります。

  • 監査チームの回答別に、担当者を決める。

貴社の中でも、CEOCFO、経理責任者、経理担当者でそれぞれ、監査チームに聞きたいことは違うと思います。監査チーム側も同自ことが言えます

CEOとCFOはパートナー、経理責任者はマネジャー、経理担当者はシニアスタッフ及びスタッフを対応することが通常です。こうしておくと、担当者と監査スタッフでもめたことを、経理責任者と監査マネジャーとで解決する、といったことが可能になります。