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Year: 2021年

ブックビルディングの流れ

一番わかりやすいブックビルディングの流れ【上場準備実務】

ブックビルディングを理解するとき、「〇×価格」とか「△◇価額」とか、よく似た言葉が出てきて、とてもややこしいです。 またそれぞれの価格や価額をどのようなタイミングまでに決めなければいけないのか混乱しがちになります。 ここでは、ブックビルディングの流れをやさしく解説します。
違反

主幹事証券会社が不明確な理由で契約を解除すると言い渡す場合

IPOを目指す会社のほとんどがIPOを目指す段階でIPO延期を通告を受けた経験があり、業績不振や内部管理体制の不備など明確な理由を要因として、上場延期することは、よくあるケースです。しかし中には、まったく不明確な理由で、上場を1期延期ではなく、主幹事契約の解除を言い渡すケースもあります。この裏側を記事にしてみました。
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コーポレートガバナンス・コードに「人権尊重」明記(日本経済新聞記事)

「コーポレートガバナンス・コードの指針の補充原則の中に『人権の尊重』を盛り込む」という記事が日経新聞に出ました。そこでIPOを目指す会社は、『人権の尊重』に関しまして、どのような取り組みをしなければいけなくなりそうなのかを紹介させていただきます。
Ⅰの部チェック

依存度が高い特定の販売先を持つIPO事例【ブロードマインド】

2021年3月26日に東証マザーズへ上場したブロードマインド株式会社は、直前期売上高の47.4%が1社で占められていました。依存度が大きな販売先がある会社がIPOを目指す場合の考え方、IPO審査に挑むまでの主な準備、またリスク情報の記載事例を取り上げさせていただきます。
東証

SPAC(特別買収目的会社:Special Purpose Acquisition Company)とは

米国の証券市場では、SPAC銘柄というジャンルの企業への投資が注目されています。 SPAC銘柄とは、一般的な形で上場を果たしていない上場銘柄です。 米国の証券市場でのSPAC銘柄に対する注目が高いことを受け、日本の証券市場でもSPAC制度の導入を求める意見が出ています。SPACについて、簡単に説明させていただきます。
東証

「TOPIX(東証株価指数)等の見直しについて」を発表【東証】

東証が4月30日に株価指数改革の全体像を発表しました。 東証の株価指数は、来年4月4日に終了または改革することになりました。 この見直しは、多くの上場会社にとって、非常に大きな見直しになりますので、どのように変わるのか、またどのような影響が出そうなのか等を紹介させていただきます。
裏切る

IPO直前2期間内に監査法人が変更したIPO事例

IPOをするためには、直前2期間の会計監査を同一の監査法人で行わなければならないという規則はありませんが、IPO準備段階に監査法人を変更させるのは、リスクが大きすぎるため、IPO直前2期間内に監査法人を変更させた会社がIPOを達成したという事例は無いと考えられます。 しかし、事例が存在しました。この事例を紹介します。
違反

株式不正推奨でドンキ前社長が有罪判決を受ける

ドンキホーテホールディングス(現パン・パシフィック・インターナショナル 以下「ドンキ」といいます)の前社長(大原孝司被告)が東京地裁で有罪判決を受けました。 この事件は、IPOを目指す会社の役員や従業員の方々にとりましても、把握しておくべき重要な事件であると考えますので、記事にして簡単にまとめました。
株主

ベンチャーの役員報酬を徹底分析【IPO分析】

2019年以降、このブログを作成するまでにIPOを達成した197社の役員報酬についてまとめてみました。 「役員報酬の相場って、どの程度なのか?」「非常勤役員の役員報酬の相場って、どの程度なのか?」「常勤監査役の相場って、どの程度なのか?」というような疑問に対する参考になれば、幸甚です。