株式公開を応援する IPO AtoZ

株式上場を目指す会社の経営者や実務担当者、また株式上場をサポートする会社の方々向けの情報サイトです。

IPO事例

株主

「コーナーストーン投資家」への親引け【IPO用語】

最近、IPOのファイナンスにおいて、「コーナーストーン投資家」へ親引けを行った事例が存在します。日本証券業協会は、その後押しを進めるべく、規則の改正を行いました。 「コーナーストーン投資家」という用語は、CFOにとりまして、頭の隅に入れておいても良い用語だと思い、情報をまとめましたので紹介させていただきます。
個人株主

上場申請会社の配当政策(配当性向データや留意点など)

上場達成企業の配当政策について紹介させていただきます。2019年、2020年、2021年の3年間に東証へ上場達成した企業の有配企業比率や配当性向の状況について紹介しています。 上場を目指す会社経営者が「配当は、いくらにしようか?」と考える際の参考資料にしていただければ、幸いです。

「スタートアップの成長に向けたファイナンスに関するガイダンス」のまとめ

4月15日に経済産業省が「スタートアップの成長に向けたファイナンスに関するガイダンス」(以下「ガイダンス」といいます)をリリースしました。 こちらになります。 この資料には、ファイナンスに関して、上場達成した会社経営者や […]

従業員持株会への貸付の是非に関するお問い合わせ

これまで、特にIPOコンサルを中心としたIPO関係者の方々から「会社が従業員持株会に貸付して、会社の株式を買わせるって出来るの?」という問い合わせを何度も受けました。 ここでは、その回答内容を簡単に説明させていただきます。あくまでもブログの中の人の個人的な考えであることにご留意頂きますようお願いします。

Edulabとグレイステクノロジーの不正会計の原因の共通点

グレイステクノロジー株式会社は、売上の前倒計上と架空売上、株式会社Edulabは売上の前倒計上と連結範囲の調整等で粉飾を行いました。 両社が粉飾を行った手口は異なりますが、粉飾を行うことになった原因や背景は多くの箇所が共通していました。 そこで、不正会計に繋がった両社の原因や背景の共通点をまとめてみました。

役職員の自社株式購入資金に関する留意事項と事例

社長が大株主から株式を購入する際、その大株主から株式購入資金を借入し、株式を購入したという事例です。社長が株式購入資金が無いにも関わらず、”ツケ払い”で株式を購入するのは、違法ではないと考えますが、このようなケースは、非常にレアなようなので紹介されていただきました。
会計

当期純利益が黒字で包括利益が赤字?包括利益とは何か

IPOを目指すにあたっては、初めて知るような会計用語がいくつもあり、そのひとつに「包括利益」という利益が登場します。 2021年4月13日に上場した紀文食品は、直前期の当期純利益が1,006百万円の黒字でしたが、包括利益は1,806百万円の赤字でした。ここで包括利益について、ビギナー向けに簡単まとめてみました。

上場達成会社のCFOが関係会社以外と兼職している事例

ベンチャー企業の管理部門は、可能な限り最小限の人員で回すため、一人一人の業務量が多くなります。したがいまして、管理部門のトップは、原則、常勤である必要があります。 そのような中、上場達成会社の管理部門のトップであるCFOが関係会社ではない他社と兼職している事例を見つけましたので、紹介させていただきます。
family

同族経営の会社のIPO例(取締役の配偶者について調べました)

同族経営色が強い会社が上場を目指す場合、IPO審査において、申請会社の利益よりも同族役職員の利益を優先するような傾向にないかどうかを審査されることになるため、注意が必要になります。 ここでは、取締役の配偶者が役職員、または株主として関与している上場達成会社を調べました。