東証は、現在の市場区分から変更することを2018年から検討チームを組成して、検討しています。そして2020年12月25日に「市場区分の見直しに向けた上場制度の整備について(第二次制度改正事項)」というパブリックコメントがでました。

今は、東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダックという4区分から、プライム、スタンダード、グロースの3区分になるという計画です。

パブリックコメントの内容は、こちらになります。

市場区分変更に向けた今後の主なスケジュールは、次のようになります。

日程 内容
2020/12/25 パブリックコメントに対する意見募集開始
2021/2/26 パブリックコメントに対する意見募集終了
2021春 パブリックコメントへの意見に対する見解公表
2021/9/1~12/30 上場会社がどの市場を選択するのかを東証へ申請
2022/1月中 上場会社がどの市場に所属するのかを公表
2022/4/4 新市場区分に完全移行

IPOを目指す会社にとって、市場区分変更によって、どのような影響が出るのかを次の記事でまとめていますので、ご参考ください。

市場区分変更によるIPO準備の影響(プライム市場編)

市場区分変更によるIPO準備の影響(スタンダード市場編)

市場区分変更によるIPO準備の影響(グロース市場編)

市場変更に合わせて、流通株式の定義についても見直しがされます。こちらをご参考ください。

流通株式【IPO用語】