グローバルオファリングとは、日本国内だけでなく、海外にも株式の募集や売出しを行うことです。

グローバルオファリングのメリット

グローバルオファリングのメリットは、何と言っても資金調達額、つまり発行価格の最大化です。

外資系投資家に認められたという事は、事業内容や事業特性が世界的な視点からユニークな存在であると評価を受けたという証であり、間違いなくIPO後の株価形成に役立ちます。

2019年に東証へIPOを達成した会社82社の内、グローバルオファリングを行った会社は12社(IPOAtoZ調べ)でした。その中で最もウケが良かったと思われるfreeeについて記事を書いていますのでご参考ください。

【グローバル・オファリング】freee【IPO事例】

グローバルオファリングを採用する会社とは、そもそもIPO時の時価総額が数百億円以上になるような会社が中心になります。

グローバルオファリングをするためには、英文による目論見書の作成や海外投資家に向けたロードショーなどの追加コストが発生する事に留意が必要です。