ステークホルダーとは

ステークホルダーを英語では、Stakeholderと書き、直訳すると利害関係者になります。

ステークホルダーの本来の意味は、「企業経営における利害関係者」を全般的に指します。

法律などで定義化されていません。

例えばトヨタ自動車のホームページでは、次をステークホルダーとしています。

トヨタ自動車のステークホルダー(出所:トヨタ自動車ホームページより)
  • お客様
  • 従業員
  • 取引先
  • 株主
  • 地域社会・グローバル社会
    • 環境
    • 社会
    • 社会貢献

ステークホルダー・エンゲージメント

日本経団連企業行動憲章には、「企業が社会的責任を果たしていく過程において、相互に受け入れ可能な成果を達成するために、対話などを通じてステークホルダーと積極的にかかわりあうプロセス」として「ステークホルダー・エンゲージメント」という言葉があります。

「どのステークホルダー」に「どのような方法で」「どのような部門が窓口」となって対話をしているかという考えやプロセスです。

大企業を中心にホームページに掲載している事例が多々あります。

IPOとステークホルダー

IPO準備実務でも「ステークホルダー」という単語がチラホラ出てくる事になりますが、「一般投資家」と割り切って理解すると、ほとんどのケースでスッキリすると思います。

逆を言いますと、大株主や役員、従業員などは無視して考える方がほとんどです。