IPOをキーワードとした”ゆるーい”組織です。
IPOを目指す企業のネットワーク作りを支援する組織である関西IPOチャンスセンターの事務局である弁護士法人飛翔法律事務所へインタビューしてまいりました。
表 関西IPOチャンスセンターの概要
団体名 | 関西IPOチャンスセンター |
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支援団体 | 印刷会社、弁護士事務所、特許事務所、ベンチャーキャピタル、証券会社、監査法人、会計税理士事務所、社労士事務所など |
事務所・電話番号 | ○銀行融資プランナー協会(TEL:06-6225-1185) ○弁護士法人飛翔法律事務所(TEL:06-6361-7141) |
ホームページ | https://ipo-kansai.com/ |
関西IPOチャンスセンターを設立した目的や経緯を教えてください
IPOを達成した会社は東京圏内の企業がほとんどであるのが現状です。そこで関西の企業経営者がIPOを目指すには、東京に移転する方が優位であると思ってしまわないか、東京へ流出してしまわないかという危機感がありました。そこで、IPOを目指す会社経営者に、関西にはIPO支援者が豊富にいることを認識してもらうことで、東京への流出を防ぎたいと考えて、設立しました。
2014年1月に設立して、コロナ等の影響が特段無い場合を除き、ほぼ毎月1回、IPOに関連するセミナーを開催しています。セミナーでは、IPOを達成した上場会社の経営者から、IPOの経験談について語っていただいたり、IPO支援する会社や団体からIPOの現状等を語っていただいております。これまで、さくらインターネット株式会社の田中社長や株式会社関門海の田中社長(当時)、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社の松本社長、経済産業省の方々等にご登壇いただきました。
このセミナーが終わると、ビール片手に出席者で自由に歓談して終了です。完全無料です。
これまでセミナーへは、何社くらい出席したのでしょうか?また、セミナーへ出席した会社の中で、IPOを達成した会社はありますでしょうか?
全くわかりません。全く管理していないんです。
?????
世の中には、囲い込みや営業を目的としたセミナーがありますが、関西IPOチャンスセンターは、全く違います。IPOを目指す側とIPOを支援する側が接触する場の提供だけです。支援団体として証券会社や印刷会社等がありますが、支援団体から支援金等の徴収も行っていません。支援金の徴収を行ってしまうと、支援団体がゴリゴリの営業活動を行ってしまい、出席者が委縮してしまわないか懸念が出てきます。ビール代やつまみ代は、事務局が全額負担しており、場所の提供は公的機関である大阪産業創造館が支援してくれています。
どのような会社の方々にご参加いただきたいですか?
関西IPOチャンスセンターは、会社の規模やIPOの準備状況に関係なく、誰でも軽い気持ちで集まることが出来る場です。IPOに関して”チンプンカンプンな人”どころか、IPOに全く無関心な人でもOKです。もしIPOに無関心な人が、関西IPOチャンスセンターをきっかけにして、IPOに興味を持ったのであれば、最高ですね。
IPOを目指すには、IPOを熟知している専門家と出会い、支援を受ける事は必須プロセスです。
IPOの専門家を選定する場合、なるべく多くの専門家と出会った上で選定する方が良いにきまっています。
関西IPOチャンスセンターは、IPOの専門家と数多く出会うことが出来る場であり、極めて敷居が低い場になっています。
関西在住のIPO関係者の皆様!タダ酒を頂戴できる場所を発見しましたよ💖