近畿を中心に、株式公開準備支援のみならず、組織再編及びM&Aまで支援している会社です。
あずさ監査法人においてIPOに携った経験を活かして独立した公認会計士が代表の北浜経営コンサルティング株式会社へ訪問し、インタビューしてきました
表 北浜経営コンサルティング株式会社の概要
会社名 | 北浜経営コンサルティング株式会社 |
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代表取締役 | 上田宗則(公認会計士) |
住所 | 大阪市中央区北浜2-1-23日本文化会館ビル9階 |
電話番号 | 06-6210-4772 |
貴社の特徴を教えてください。
弊社は2016年に設立しました。大学卒業後、営業職を経験し、公認会計士試験にパスしたことをきっかけに監査法人に勤務することになりました。監査法人では製造会社、流通会社、製薬会社、コンサルティング会社等多岐に渡る会社の法定監査に従事し、更に株式公開準備支援及びベンチャー企業を発掘する業務開発等に従事しました。法定監査、株式公開準備支援及び業務開発の経験を活かし、現在は会社の経理体制、内部管理体制の整備及び運用に関するご提案をさせて頂いております。公認会計士が会計事務所を設立して独立するケースは多いですが、私の場合は営業職の経験から会社の管理のみならず広く会社経営に関する諸問題にクライアント様とともに取り組むために、コンサルティング会社という形式にこだわって設立したことが大きな特徴であると考えております。現在では、株式公開準備支援のみならず、組織再編及びM&A等の多数案件のご相談を頂いております。
業務において大切にしていることは?
業務においては2つのことを大切にしております。まずはクライアント様を理解することです。ご準備頂きました資料をもとに理解を深めることは当然ですが、経営者のみならず担当者の方々ともしっかりとコミュニケーションをとり、クライアント様にとって何が本質的に必要なのかを見極め、最適のご提案ができるように努めております。2つめは、これまでに培った銀行、証券会社、弁護士等の支援者たちとのネットワークをフルに活用し、クライアント様の問題解決にあたるように努めています。
昨今のIPO準備に関する環境の印象や状況を教えてください。
IPOが難しいのは、以前から変わらないですね。さらに今後は、収益認識に関する会計基準等の新しい会計基準の適用に伴う煩雑性や当該会計基準の適用による財務諸表数値の変化によってIPO準備のハードルがさらに上がることが予想されます。
また東証の市場改編が行われるので、その対応が求められます。私が関与している会社では、その対応のため資本政策の見直しを含めた議論を進める必要性が出ています。
直近では、上田社長が関与されていらっしゃる会社が上場しましたね。おめでとうございます。
ありがとうございます。こちらの会社とは約3年前から関与しており、当初は内部管理体制も未整備でしたが、一から会社の方々とディスカッションを重ね、会社の実態にあった体制を構築することができ、この度上場することができました。今回の準備作業のなかで教科書通りの内部管理体制を表面的に導入しても意味がなく、会社の業種や現状に即したかたちでコンセンサスを得ながら進めていくことが、会社の方々が納得して運用できる本当に有効な内部管理体制の構築につながるということを痛感しました。引き続き会社とともに次の市場を目指していきたいと思っています。
プライベートの過ごし方は?
まずは家族と一緒に過ごすことを最優先にしておりますが、趣味を同じくする友達や経営者の方々とゴルフや釣りを楽しんでおります。
上田社長は多くのお客様を抱えておられ色々とご苦労されているようですが、上場に向けた過程で紆余曲折を経たことでノウハウや経験値が増して、コンサルタントとしての魅力がより一層高まるのではないでしょうか。
公認会計士である上田社長は、会計税務の専門知識はもちろんのこと、お人柄も含めた面から、クライアントからの人気が非常に高いようです。