新規上場ガイドブックとは

2020〜2021 新規上場ガイドブックが発刊されました。

新規上場ガイドブックとは、IPOを目指す会社向けに東証がほぼ毎年発刊している本であり、IPOを目指す会社にとっては、必携本です。

新規上場ガイドブックには、上場審査に関する東証の考え方や手続きについて書かれておりまして、東証のホームページから内容を確認できます。

https://www.jpx.co.jp/equities/listing-on-tse/new/guide/index.html

新規上場ガイドブックは市場別に発刊されていまして、昨年までは「市場第一部・第二部編」「JASDAQ編」「マザーズ編」となっていましたが、今回の改訂版では、「市場第一部編」「第二部・JASDAQ編」「マザーズ編」に変更しています。これは2022年度4月に予定されている東証の市場区分見直しに合わせたものと考えられます。

プロの新規上場ガイドブックの見方

新規上場ガイドブックは毎年のように改訂版が出版されておりまして、IPOを支援するほぼ全ての会社は毎年購入し、IPOを支援するプロは一通り目を通していると思われる書籍です。

そこで、IPOのプロが間違いなく見ている(と思われる)箇所は、ココになります。

「改訂等に伴う新旧対照表」をプロは見ています

東証は、新規上場ガイドブックの改訂版を発刊するにあたって、前号からどこの箇所を改訂したのかを「改訂等に伴う新旧対照表」として公表しています。

「改訂等に伴う新旧対照表」は、こちらで確認できます。

https://www.jpx.co.jp/equities/listing-on-tse/new/guide/index.html

なぜ東証が新規上場ガイドブックの改訂版を発刊しているのかと言いますと、IPOに関連する法規則等が毎年のように改正・施行されておりまして、その対応に東証が迫られているためです。

「改訂等に伴う新旧対照表」は、IPOに関係する法規則等に関して、最近一年内に何が変わったのかというヒントを与えてくれます。またこれまでは上場審査等であまり重要視されなかったようなところが重要視されるようになったという”気づき”を与えてくれる時もあります。

「改訂等に伴う新旧対照表」の確認は、IPOのプロだけではなく、特に直前期や申請期の会社関係者の方々も確認することをおススメします。