ブログの中の人であるAtoZマンは、上場準備実務者向けのオンラインサロンを2023年7月よりオープンする事になりました。

「コスパ最強」を意識したサロンにしており、1企業から、複数名の参加を念頭にしています。

参加者は、

  • 上場を目指す(将来、目指すかも?も含む)スタートアップ企業関係者の方々
  • IPOを目指すスタートアップ企業を支援している方々

であれば、どなたでも参加自由です。

料金は、5,500円のコースと11,000円のコースを用意しております

サロンへの参加者にとりまして、↓のような目的・効果が期待出来ると考えております。

狙い
スタートアップ 上場準備実務能力向上、IPO関連情報入手、上場準備における課題・問題解決、セカンドオピニオン入手等
IPO支援者・支援企業 スタートアップ企業経営者・実務者からの信頼性構築、上場準備関係者との人脈形成、専門外のIPO関連情報入手等

プログラムを考えるにあたって「こんなのがあればいいな」という案を出すと内容がてんこ盛りになってしまいました。

ここでは「シン IPO AtoZ」には、どんなプログラムがあって、どんな意図や狙いがあるのかを紹介させていただきます。

専門家によるセミナープログラム

このサロンは、学ぶためのサロンなので、もちろんセミナーをご用意しています。

しかし、AtoZマンは、所詮、ただの飲んだくれオヤジであり、何の専門知識もございません。

私レベルの者が知識を出しても、限界がすぐ来ますし、怪しいマスクマンが話すだけのサロンに人が集まるとは思えません。

したがいまして、数多くの専門家とタッグを組んだサロンにしています。

専門家によるセミナー「IPO道場」

このオンラインサロンの第一目的は、学びです。

その目的に合致させるため、公認会計士や弁護士、社労士等の士業の方、IPOコンサル、ITベンダー等、IPO支援の実力者に多くのセミナープログラムを依頼する予定です。

現段階(本ブログ記事作成時点)でIPO支援者の皆様から、ご提案頂いている主なプログラムの概要は、以下のとおりです。

登壇者 候補内容概要
人材紹介会社 監査役選任ノウハウ
人材紹介会社 非常勤役員の選任ノウハウ
社労士 労務デューデリジェンスのプロセス
社労士 IPOを目指す会社に求められる勤務時間管理方法
社労士 労基署の目線
経営コンサル 内部監査プロセス
経営コンサル IPO達成するための予実管理
経営コンサル 経営戦略が上場株投資家にウケるために必要な情報の実例
経営コンサル インセンティブプラン
経営コンサル 公益財団法人設立のメリット
会計事務所 M&Aの基礎知識(プロセス、スキーム、ポイント)
会計事務所 制度会計導入のポイントと導入実務
会計事務所 内部統制構築の進め方
ITベンダー IPOを目指す企業に求められるIT統制
ITベンダー IPOを目指す企業に求められる原価計算
司法書士 IPO準備における司法書士事務所の使い方
司法書士 管理部門のコストカット術

上の表以外にも、すでに用意しているプログラムがあります。

第2火曜日と第4火曜日のお昼(13時~14時)に行います。

IPO支援者の方が「こんな事をセミナー形式で話したい」とご提案下されば、プログラムとして採用させていただきます。

スタートアップ企業関係者からの質問を専門家が回答するプログラム「おせーて先生」

セミナーである「IPO道場」は、あくまでもIPO支援者が「こんな事をセミナー形式で話したい」という形で行うオンラインセミナーです。

その一方「おせーて先生」は、スタートアップ企業関係者メンバーがIPO支援者メンバーに対し広く質問して、専門家が回答するという形式になります。

回答は、音声、動画、チャットで行います。

質問も回答も自発的に行って頂きます。

このプログラムは、少し遅れてから、開始しようと考えています。

メンバーが集まって読書するプログラム

はっきり言いましてAtoZマンは、怠け者であり、記憶力や集中力なんて全くありません。

学生の時なんて、頭の中身の99%はスケベな事で埋められていたので、赤点ばかりでした。

そんな私がなんとか留年せずに卒業させてくれたのは、私と同じ成績底辺の者が下宿先に集まって行った集団勉強会です。

私の能力は社会人になっても、陳腐を維持し続け、またIPOの学習は、ほぼ独学なので、失敗の連続でした。

そんなAtoZマンが「IPO実務初心者の時、こんなのがあったらなぁ」と思ったのが「IPO関係資料を集団で読む読書会」です。

シンIPOAtoZでは、その読書会を「IPO図書室」と呼ぶ事にしました。

「IPO図書室」とは、「上場準備の実務者がひとりぼっちで読んでいるような資料、絶対に読まなければいけない資料をみんなで一緒になって読みましょう。寂しくないよ。」というグループワークのプログラムです。

IPO図書室は、4つのプログラムで構成されています。それぞれを紹介させていただきます。

IPO図書室(第2号の4様式編)

上場を目指すにあたっては、Ⅰの部有価証券届出書目論見書という書類を作成し、法規則に則って、提出することになります。

これらの書類の内容は、若干異なっていますが、基本は「企業内容等の開示に関する内閣府令」に規定されている「第2号の4様式」になります。

スタートアップの上場準備実務担当者の中の多くは、この様式を見ながら、ひとりぼっちで格闘することになります。

そこで「シン IPO AtoZ」では、「IPO図書室(第2号の4様式編)」を企画しました。

この読書会では、第2号の4様式を読みながら、用語解説等も行っていく予定です。

様式を読む事によって「上場を目指そうとすれば、こんな事を管理しなきゃいけなくなるの?」という事を発見するかもしれません。

初心者におススメです。

第1木曜日と第3木曜日(祝祭日除く)の早朝(朝5時~6時)に開催予定です。

IPO図書室(東証規則編)

上場を目指すためには、第2号の4様式以外にも読むべき資料、読まなくちゃいけない資料があります。

それは東証が出している資料等です。

その中で「新規上場ガイドブック」「コーポレートガバナンスコード」「Ⅱの部記載要領」は必須です。

これらの資料には、東証が上場申請企業に求める内容が書かれており、どこの市場への上場を目指そうが関係なく、上場審査に向けての最強参考資料3本柱になっています。

したがいまして、非常に重要です。

しかし、私の担当先だけなのかも知れませんが、ほぼ誰も読んでいる形跡がありません。

そこで、シンIPOAtoZは、これらの資料を読む時間を強制的に作る事が重要であるという信念の下、「サロンで一緒に読みませんか?」という企画を作りました。

初心者におススメです。

第2木曜日と第4木曜日(祝祭日除く)の早朝(朝5時~6時)開催予定です。

IPO図書室(不正調査報告書編)

証券会社や東証の審査担当者、ならびに会計監査人は、不正調査報告書を網羅的に読んでいると思っておいた方がイイです。

例えば2019年に株式会社レオパレス21であった施工不備問題については、ほぼ間違いなく証券会社や東証の全審査担当者が調査報告書を読み、その内容が特に不動産業・建設業に対する審査内容に影響を与えました。

審査担当者は、不正調査報告書を読んで「審査で、これをしっかりチェックしなくちゃ」という思考になります。

IPOしたばかりの会社が、もしレオパレス21と同じやり口で施工不備問題を起こしてしまった場合、審査担当者は大目玉を喰らいます。

つまり、不正調査報告書の内容は、審査や指導に影響を及ぼすケースが多々あるのです。

不正調査報告書は、上場を目指す会社にとって、宝の山でありまして、特に内部統制を構築するにあたり、最高の教科書です。

しかし、私の周りだけなのかも知れませんが、スタートアップ企業関係者は、ほぼ誰も読んでません。

そこで、シンIPOAtoZは、この資料を読む時間を強制的に作る事が重要であるという信念の下、「サロンで一緒に読みませんか?」という企画しました。

第2水曜日(祝祭日除く)の早朝(朝5時~6時)に開催予定です。

IPO図書室(上場企業達成編)

上場達成企業の目論見書を読み、事例研究や資本政策研究をするプログラムです。

AtoZマンは、非常に重要視しておりますが、新規プログラムが多すぎるため、しばらくお休みさせていただきます。

グループディスカッションするプログラム「踊る!AtoZ御殿‼」

上場準備実務とは、1専門家の知識だけで、全て完結出来るような簡単なものではありません。

むしろ、完結出来ないことだらけです。

そこでそんな内容について、グループになって討議するプログラムが「踊る!AtoZ御殿‼」です。

司会者が持ってきたテーマについて、参加者が意見や体験等をワチャワチャ言い合うというMBA形式のプログラムです。

現段階(本ブログ記事作成時点)でAtoZマンが考えている主なプログラムの概要は、以下のとおりです。

プログラム候補 候補内容概要
キーエンスの監査報酬がなぜバカ安なのか? キーエンスの取り組みを参考にして、監査報酬低減策を考える
特定人物への依存 直前期にオーナー社長が急逝した会社の上場達成企業役員(現社長)を招き、体験等を聞いた上で、各メンバーの取り組み策を考える
投資家にウケるための経営戦略の作り方 「事業計画及び成長可能性に関する事項」の作成サポートしている会社社長を招き、経営戦略の書き方をケーススタディする
スタートアップ企業の資金調達 上場準備段階で多額の資金調達を達成した会社のCFOを招き、体験等を語って頂き、感想や対応策について話し合う
最短上場を実現するための条件 最短上場達成企業CFOを招き、経験等を聞いた上で、各メンバーが今後どのような取り組みをすれば、最短上場達成できるのかを話し合う
スタートアップ企業従業員の退職防止策 人材紹介会社社長を招き、スタートアップ企業からの退職希望者の退職理由の事例等を語って頂き、各メンバーの退職防止策について、話し合う

このプログラムは、メンバーの中で「こんな事を話し合いたい!」という希望が出てくれば、それを採用し、”言い出しっぺ”が司会をします。

原則、第1・第3火曜日の20時(祝祭日除く)に始めます。

自発的な活動プログラム「部活」

「私は、IPOに関係する〇〇に関心がある。〇〇に関心がある人とコミュニティを作りたい!」

「私の仕事は、〇〇です。会社ではひとりぼっちで相談相手がいません。〇〇をしている人とコミュニティを作りたい!」

など、ご要望があれば、一部の予算援助を含め、シンIPO AtoZは「部活」としてコミュニティを形成・支援します。

第1号の部活が決まりました!

部活第1号 「AI部」

部長:松田光希 (プロフィールは、こちら

部活動概要:ChatGPT等のAIをどのように上場準備実務や管理部門業務に活かせるかを検討・検証する

この他にもこんな部活動が考えられます。

  1. 上場準備実務に関する技術やサービスを検証するための部活(例 AI部)
  2. 会社で孤独な立場にある人の部活 (例 内部監査部)
  3. 共通する趣味で集まり、人脈強化に繋げる部活 (例 ゴルフ部、自転車部)
  4. 実務について何かを特化して仲間と学習する部活(例 金商法部、英文会計部)
  5. 地方企業のIPO関係者が集まる部活 (例 沖縄部、佐渡ヶ島部)
  6. 同じ業界でIPOを目指す者通しで情報交換する部 (例 不動産業部、環境産業部)

なぜサロンオーナーがマスクを被るのか

シンIPOAtoZの設立理由は、AtoZマンの中の人の知識や経験を発信してAtoZマンの地位等を高めることが一切ありません。

このサロンの主役は、あくまでもメンバーの皆様です。

そこで黒子に徹するためにマスクを被ることにしました(マスクが肌に合わないとか、汗臭い等の理由で簡単に脱ぐかもしれません)。

また、オンラインサロンを通じて本業ビジネスに繋げる目的や意思が無いという証を示すためでもあります。

さらにマスクマンになる方が、生々しいことを話す事が出来るのではとも考えました。

オンラインサロンのアドレスとお問合せ

シンIPOAtoZは、シーサー株式会社(株式会社ファンコミュニケーションズ(2461)の子会社)さんが展開するオンラインサロンサービス「Yoor」のプラットフォームを使用しています。

↓になります。
https://yoor.jp/door/ipoatoz

内容のお問い合わせは、↓になります。

    心より、お待ちしております!