2022年7月末までにIPOを達成した会社に関与した国内証券会社をランキング形式で紹介します。

上半期と書いていますが、このブログを書き始めた時点(8月初め)なので、2022年1月から7月末までのIPO(40社)を取り上げさせていただきます。

ここではIPOに1円でも取り扱った証券会社を全て掲載しています。

なお以下のデータにつきましては、IPOAtoZの中の人が誠心誠意、心を込めて、一心不乱に、頑張ってまとめたものですが、その完全性、正確性、適用性、有用性等に関し、いかなる責任も負わないことをご了解くださいますようお願いします。

なお、以下のランキングは東証(旧東証1部、旧2部、旧ジャスダック、旧マザーズ、プライム、スタンダード、グロース)に上場を達成した会社に限定するランキングです。つまり、名証等の地方市場、またTPMへ上場した会社は省かせていただいております。

過去のIPO証券会社ランキングは、↓にあります。ご参考ください。

2021年IPO証券会社パーフェクトランキング

2020年IPO証券会社パーフェクトランキング

2022年上半期IPO証券会社ランキング

2021年IPO証券会社ランキングを↓の表にまとめました。

表 東証への2022年IPO証券会社ランキング

IPO幹事社数ランキング(注1) IPO取扱金額ランキング(注2) IPO主幹事社数ランキング(注3)
証券会社 社数 証券会社 億円 証券会社 社数
1 SBI 39 SMBC日興 474 みずほ 10
2 楽天 29 みずほ 363 SMBC日興 9
3 マネックス 24 野村 321 野村 5
4 みずほ 21 SBI 216 大和 5
5 松井 20 大和 126 SBI 5
6 SMBC日興 18 いちよし 60 いちよし 2
7 大和 18 東海東京 59 東海東京 2
8 野村 17 三菱UFJ 29 岡三 1
9 岩井コスモ 15 岡三 17 HS 1
10 東海東京 13 楽天 13
11 いちよし 12 マネックス 11
12 岡三 12 エイチ・エス 8
13 極東 11 極東 5
14 東洋 11 松井 4
15 三菱UFJ 10 岩井コスモ 4
16 あかつき 9 東洋 3
17 丸三 8 静銀ティーエム 3
18 水戸 7 水戸 2
19 むさし 4 あかつき 2
20 アイザワ 3 三田 2
21 エイチ・エス 3 丸三 1
22 静銀ティーエム 3 香川 1
23 今村 1 今村 0.8
24 香川 1 西日本シティTT 0.8
25 西日本シティTT 1 むさし 0.8
26 八十二 1 アイザワ 0.7
27 三田 1 八十二 0.2

注1:委託幹事証券を含めておりません。
注2:【発行価格×引受株数】で算出しています。
注3:共同主幹事の場合、四季報でいわゆるトップレフトに扱われる証券会社に限定しています。

2022年上半期IPO証券会社ランキングまとめ

IPO幹事社数

ネット証券最大手のSBI証券が毎年ダントツのトップであり、IPO40社中39社も幹事証券になっています。相変わらず強いですね。

その次は、例年5大証券会社が位置づけていましたが、今年はネット証券が強くなっていますね。

最大手証券会社の野村證券が17社のみであったのが意外です。

IPO取扱金額

次に述べますが、IPO取扱金額のランキングは、IPO主幹事社数のランキングとほぼ同じになります。

IPOの社数は、SMBC日興証券とみずほ証券が僅差でトップを争っていますが取扱金額は、SMBC日興証券が一歩抜けているという印象を受けます。

小粒が多く、グローバルオファリングは、40社中、7社しかありませんでした。

IPO主幹事社数

野村證券、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券、大和証券の5社が完全に5強になっていますね。

社数のランキングは、しばらくの間、この5社で争うと思われます。

まとめ

IPOAtoZでは、IPOを達成した会社のⅠの部や有価証券届出等の内容について、データ化しています。

そのデータを使えば、色々な切り口でIPOに関する分析が可能になります。

IPOを目指す会社関係者の方々へは、そのデータを無償で提供しています。

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