ITベンチャーやバイオベンチャーがベンチャーキャピタルへファイナンスする際に利用するケースが多くあります。
DCF方式(Discounted Cash Flow Method)とは、企業が将来獲得するキャッシュフローにより株価を評価する方式です。
DCF方式の特徴
- 一般的には、5か年の長期経営計画(設備投資計画含む)の作成が求められる。
- バイオベンチャーやITベンチャー、スタートアップしたばかりの企業の採用が多い。
- 中期経営計画や割引率などの数値を変えると、株価が大きく変動するため、信頼性が乏しくなる
以下のような算出式になります。
DCF法式の算出式
- V:企業価値
- n:経過年数
- Pn:n年後のキャッシュフロー
- i:資本還元率