IPOによる期待効果と、IPO準備の人的・経済的コストのバランスを考えることから始めます。
IPOを達成するまでには、総額で数千万円規模のコストが発生します。IPOを目指した会社の内、IPOを達成できた会社の割合は、50%を大幅に下回っていることは間違いありません。またIPOの準備期間が10年以上もかかっている会社も多く存在しています。
さらに、多額のコストと多大な労力を果たし、折角、上場審査をクリアしたにもかかわらず、コロナ禍により株式相場が無茶苦茶になった煽りを受け、上場を取りやめるといった不運もあるという現実を認識する必要があります。
IPOを考えたときは、以下のような活動を主に行います。
IPOを考えたときの主な活動内容
- IPOを達成したことによる会社の成長シナリオを作成する。
- IPO準備に必要となる活動内容や人的・経済的コストを把握したうえで、IPOまでのスケジュールを作成する。
- 上場会社になった後、新たに発生する活動内容や人的・経済的コストを把握する。
「IPOによって会社や経営者自身がどのようなメリットを得ることが期待できるのか」とともに「IPOを果たすには何をしなければいけないのか」を学習して、そのバランスを考え、覚悟を決めます。
覚悟を決めた後、予算に組み入れ、実行に移すことになります。
IPOAtoZは、「IPOを行うかどうか検討中」「IPOに向けた準備を開始したばかり」といった会社関係者の方々にとりまして、有益な情報を発信しています。
IPOAtoZは、IPOの基礎に関して、次のような情報を発信します。
- IPOの準備の心構えや留意点
- IPOに関する基礎的な用語
- IPOの準備に必要な活動内容
- IPOの準備に関するおススメ本など
IPOの準備を進める実務担当者は、多くの知識習得が必要になりますが、IPOAtoZは、IPOの目標時期や状況に分けて、必要最低限の情報が何であるかを知る事ができるようになっています。
IPOを考えたばかりの会社関係者にとって、おススメ情報は。。。