企業経営が効率的・健全・効果的に行われているかどうかを監視する仕組みのことをいいます。

IPO準備における「コーポレート・ガバナンス」とは、「会社経営者(特にオーナー社長)が暴走することを防ぐ仕組み」をもっているかどうかの確認が最重要視されていますが、昨今は子会社(特に海外子会社)の不正が多いこともあり、グループ全体として認識が十分にあるのかという確認が重要視されています。

IPO準備におけるコーポレート・ガバナンスのポイント
  • 取締役会が特定個人(特にオーナー社長)の意見や考え方に偏っていないか
  • 監査役制度が実質的に機能しているか。特にオーナー社長に対して、意見具申をしっかり行っているか
  • 社外取締役、社外監査役の選任等の基準の有無または考え方が明確になっているか
  • グループ全体にコーポレート・ガバナンスを理解され、実施されているか

類似用語として、コーポレート・ガバナンス・コードグループガバナンスがあります。