2019年、東証へIPOを達成した会社に関与した証券会社数は、35社になります。

IPOAtoZは、いろいろな切り口でランキング(TOP5)をしてみました。

IPO主幹事証券会社社数ランキング(全82社)

主幹事証券会社としてIPOを達成した会社の社数のトップ5です。結構、ありがちなランキングです。

  1.  SMBC日興証券(20社)
    • ブシロード、JTOWER、HPCシステムズ、ステムリムなど
  2. 大和証券(19社)
    • Chatwork、BASE、ツクルバ、マクアケ、メドレーなど
  3. 野村証券(17社)
    • Sansan、ギフティ、アンビスホールディングス、カクヤス、JMDCなど
  4. みずほ証券(12社)
    • 新日本製薬、ダブルエー、global bridge HOLDINGS、リビン・テクノロジーズ、ベースなど
  5. SBI証券(6社)
    • ミンカブ・ジ・インフォノイド、BuySell Technologies、バルテス、AI CROSS、インフォネットなど

(IPO AtoZ調べ)

IPO幹事証券社数ランキング

IPOを幹事証券会社として参加した社数のランキングです。主幹事証券会社として参加した社数を含むランキングと除いたランキングの2つを用意しました。

幹事証券として参加した社数ランキング(主幹事証券社数含む)

  1. SBI証券(75社)
  2. SMBC日興証券(60社)
  3. みずほ証券(52社)
  4. 大和証券(43社)
  5. マネックス証券(40社)

【幹事証券として参加した社数ランキング(主幹事証券社数除く)】

  1. SBI証券(69社)
  2. みずほ証券、SMBC日興証券、マネックス証券(40社)
  3. エース証券(36社)
  4. 岩井コスモ証券(35社)
  5. いちよし証券(31社)

(IPO AtoZ調べ)

年間IPO引受金額ランキング

IPOの引受金額(オーバーアロットメント分除く)のランキングをまとめました。他のランキングを照らし合わせると、野村証券と三菱UFJモルガンスタンレー証券は、大型のIPOを中心に関与していることがわかります。なお、総額は2,097億円です。

  1. 大和証券(約554億円)
  2. 野村証券(約546億円)
  3. SMBC日興証券(約412億円)
  4. みずほ証券(約244億円)
  5. 三菱UFJモルガンスタンレー証券(約139億円)

(IPO AtoZ調べ オーバーアロットメント除く)

強運IPO幹事証券会社ランキング

2019年に幹事証券会社として参加したIPOが無敗(初値が発行価格を下回ったIPOの取り扱いが無い)の証券会社ランキングです。2019年における東証上場企業のIPOは、73勝8敗1分でした。2019年におけるエース証券の強運ぶりは、ダントツです。

  1. エース証券(36勝0敗)
  2. 丸三証券(14勝0敗)
  3. 水戸証券(9勝0敗)
  4. エイチ・エス証券(8勝0敗)
  5. 安藤証券(4勝0敗)

(IPO AtoZ調べ)