株式公開を応援する IPO AtoZ

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「インセンティブ」の記事一覧

規則

非上場会社において税制適格ストックオプションの権利行使があった場合の株式事務

令和6年税制改正により、非上場会社において、税制適格ストックオプションの行使があった場合、その株式を発行会社自身で管理できるようになりました。ここではそれに関する株式事務についてまとめてみました。

信託型ストックオプションは、権利行使時に給与所得課税が確定的に

5月29日月曜日に「スタートアップの経営者や支援者のためのストックオプション税制説明会」という説明会が開催され、経済産業省と国税庁が信託型SOについて話すという事になりました。そこでどんな話があったのかをまとめてみました。

上場準備会社が社外関係者へストックオプションを付与する場合の注意点

上場準備会社が社外関係者へストックオプションを付与することは、上場審査において、ハードルが高かったですが、最近は、事例がいくつも出てきています。 ここでは、上場準備会社が社外協力者へストックオプションを付与する場合の注意点等を取り上げさせていただきます。

上場準備会社にとっての会社役員賠償責任保険(D&O保険)

東京地裁は、東電の旧経営陣4人に対し、株主へ計13兆円超を支払う賠償命令を出しました。 上場を目指す会社役員は、この判決を他山の石として、捉えるべきだと考えます。 役員個人が株主や取引先等による賠償のリスクヘッジ策のひとつとして、会社役員賠償責任保険(D&O保険)があります。ここでは、その保険について紹介します。

従業員持株会への貸付の是非に関するお問い合わせ

これまで、特にIPOコンサルを中心としたIPO関係者の方々から「会社が従業員持株会に貸付して、会社の株式を買わせるって出来るの?」という問い合わせを何度も受けました。 ここでは、その回答内容を簡単に説明させていただきます。あくまでもブログの中の人の個人的な考えであることにご留意頂きますようお願いします。

新規上場企業の潜在株式比率を分析しました

上場準備段階でストックオプションを発行する割合については、大きな議論になります。 そこでIPOAtoZは2019年1月以降から、この記事作成開始までに東証へ上場した会社の潜在株式比率を調べるとともに、上場を目指す会社が潜在株式比率の適正値の算定方法案を述べさせていただきます。
持株会の通常の運用

「拡大従業員持株会」とは

ホールディングスを設立する組織再編を行った場合、たまに議論になることが「拡大従業員持株会」です。 「拡大従業員持株会」とは「従業員持株会」と似て非なる持株会です。ここでは「拡大従業員持株会」について説明させていただきます。

「取引先持株会」とは

取引先持株会とは、主に取引先との親睦関係の増進を目的として、会社の取引先が会員資格にある持株会です。 最近、上場会社の中では、市場区分の見直しに向け、取引先持株会の活動を活発化させようとしている動きがあります。
yaruki

財産保全会社へ新株予約権割当【IPO資本政策参考事例】

2020年に上場した会社の中で、財産保全会社を活用したユニークなインセンティブプランを採用した会社がありました。このインセンティブプランは、IPOを目指す会社にとって、参考となる資本政策だと考えています。この資本政策の事例をご紹介させていただきます。