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「ブックビルディング」の記事一覧

東証から「IPO等に関する見直しの方針について」が公表される

東証が8月24日に「IPO等に関する見直しの方針について」を公表しました。 本公表につきましては、「検討」ということなので、「決定」ではないようです。 主にどのような点について検討をしているのか、主な点を紹介するとともに、考察させていただきます。
株主

「コーナーストーン投資家」への親引け【IPO用語】

最近、IPOのファイナンスにおいて、「コーナーストーン投資家」へ親引けを行った事例が存在します。日本証券業協会は、その後押しを進めるべく、規則の改正を行いました。 「コーナーストーン投資家」という用語は、CFOにとりまして、頭の隅に入れておいても良い用語だと思い、情報をまとめましたので紹介させていただきます。
株価

仮条件価格帯と発行価格の関係について調べてみました

公正取引委員会は、主幹事証券会社が仮条件価格帯の幅について,硬直的で狭い幅の基準を設けず,より需要に見合った仮条件価格帯の幅を設定すべきと提言し、日証協は仮条件の範囲を拡大し、主幹事証券会社が硬直的で狭い範囲とする社内基準を設けないよう周知するとなりました。そこで東証でIPOした会社の仮条件価格帯の幅を調べました。
関連

日本証券業協会「公開価格の設定プロセスのあり方等に関する」報告書案が公開

1月31日に日本証券業協会が「『公開価格の設定プロセスのあり方等に関するワーキング・グループ』報告書(案)」(以下「本報告書案」といいます)を公開しました。 これは政府および公正取引委員会の意向を受け、公開価格の設定プロ […]
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公正取引委員会が「IPOにおける公開価格設定プロセス等について」を公表

公正取引委員会は、過去1年間にIPOした会社、主幹事証券の実績がある証券会社、東証に書面やヒアリングを行い、「新規株式公開(IPO)における公開価格設定プロセス等に関する実態把握について」を公表しました。この公表文の内容について、まとめてみました。
チャート

「公開価格の設定プロセスの見直し」を本格化【日本証券業協会】

公正取引委員会が証券会社に対し、公開価格の設定に対する疑義があり調査を開始するという報道が2021年8月にありました。それを受けて、日本証券業協会は、「公開価格の設定プロセスのあり方等に関するワーキング・グループ」を立ち上げました。 ここでは、このワーキング・グループについて簡単に内容を紹介させていただきます。
上場審査

IPO公開価格設定に調査開始の報道【公正取引委員会】

2021年8月12日に日経新聞や共同通信などから、IPO時の発行価格の決定プロセスに関して、公正取引委員会が調査を開始したという内容の報道がありました。 ここでは、上場を目指す会社関係者の皆様が理解しやすいように、この報道について書かせていただきます。
ブックビルディングの流れ

一番わかりやすいブックビルディングの流れ【上場準備実務】

ブックビルディングを理解するとき、「〇×価格」とか「△◇価額」とか、よく似た言葉が出てきて、とてもややこしいです。 またそれぞれの価格や価額をどのようなタイミングまでに決めなければいけないのか混乱しがちになります。 ここでは、ブックビルディングの流れをやさしく解説します。